花粉症対策


3月に入りようやく暖かくなりました。
この季節には花粉に悩まされる方が多いでしょう。
花粉症は、花粉のアレルギーにより発症しますが、
アレルギーは体が過敏になっている状態です。
頭の正中線上と髪の毛の生え際を結んだ点(神庭)
を上に擦るよ叩くと過敏反応が改善します。
お灸をすえても良いしドライヤーで温めてもよい。
くしゃみや鼻水が止まります。

また、頸椎3番が鼻と関連していて、顔を少し横向きにして
斜め上を見る角度にして顎を軽く押すと頸椎3番に刺激が行く。
そうすると鼻つまりが通ります。






自律神経の乱れ


今頃の季節は「三寒四温」という言葉があるごとく、
気温の変動が激しい季節です。
このような時期は自律神経の働きが乱れやすい。
例えば、医者に行くほどではないが、何となく気分が
すぐれないという症状も自律神経の乱れによるのです。
その他にも頭痛やめまい、胃痛や下痢というどこかに
異常があるのではと思う症状も、実は自律神経の乱れ
によることが多いのです。
自律神経を効果的に整える方法としては、腹式呼吸
が一番良い、腹式呼吸は普段、胸で呼吸しているのを
意識的にお腹でする方法ですが、自分でお臍に手を重
ねて置き、吐く息でお腹を押さえ、吸う息で手の圧を
緩めるやり方で誘導してやるとうまくいきます。
これを寝る前に数十回するとよく眠れ、自律神経の
働きを調節できます初夏の気候になってまいりました気候になってまいりました。





五月病


五月に入り、初夏の気候になってまいりました。
ゴールデンウイークもあり、海に山へと出かける方も多いでしょう。
しかしながら、この時期には鬱傾向、いわゆる「五月病」になる人もいます。
なぜこの時期なのかというと、肝臓との関係があります。
東洋医学では「五行説」という考えがあり、春は肝臓と関係が深い。
肝臓は西洋医学で見ても、アルコールなどの毒素を分解し、また食物から吸収した栄養素を貯蔵し、それらを分解してエネルギーを作り出します。
すなわち、肝臓の機能低下により活力がなくなります。
それで鬱症状になり易いのです。
肝臓の働きを良くするツボは足の親指と示指の間の「太衝」を押すとよい。
また肝臓は肋骨の右下際部ににあるので、ここを温めてもよい。
また、背部の胸椎9番の右側の筋肉の盛り上がった個所を指圧するてもよい。
酸っぱいもの、お酢や梅干しなどが肝臓には良いです。
この時期は飲み会などを行うことも多いので、お酒の飲みすぎにも要注意です。





熱中症対策


今日は関東でも30度を超える予報が出ております。
この時期に注意したいのが熱中症です。
まだ身体が暑さに慣れていない時期で、汗が出にくい状態です。
汗が出にくいと体内の温度を下げにくいので、熱中症になります。
ですから、汗を積極的にかくのが必要ですが、屋外でジョギングしたり運動をするのは逆に熱中症になりかねません。
そんな時には入浴が一番、有効です。
汗をかくためには、入浴にもひと工夫が必要です。
最初に体は洗っておいて、いつも入る温度で湯に浸かる。
湯船から出る前に湯の温度を2度上げ、熱さを感じたらすぐに出る。
こういう入浴法をすると汗が出てきます。
また、背骨の胸椎5番が汗の中枢になりますので、ここを刺激するのですが。自分では手が届かないので、肩甲骨をうまく回すような体操をすると胸椎5番が緩み、汗の出やすい体になります。
そうやってこれからの暑い時期を乗り切りましょう。



食欲の秋


秋になり、涼風を浴びると体が急に冷えますが、それにより汗が急に引っ込み、体の中に余分に水分がたまります。それを「汗の内攻」と呼びます。
汗の内攻により、余分な水分が胃酸へと変わり、食欲が増し、さらに胃酸により胃痛を感じる人も出る。「食欲の秋」というが、汗の内攻のためです。
この時期に食欲に任せて食べていると、本当に胃を壊します。
対処法としては入浴により汗を出すことと、固形物をたくさん食べないで、うどんや鍋など、汁物を食べること。それにより食欲を満たすのです。
食べ過ぎたときには、正座をして後ろに体を倒す。そうすると背中が床にくっつくはずですが、くっつかない人は食べ過ぎています。さらに両膝をくっつけてパッと放す。この体操をすると胃が動き出して、食べ過ぎが解消します。

しかしながら、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を…・




梅雨時期の健康法


梅雨は湿気も多く、うっとうしく気分も晴れませんね。
気温も上がってきますので、汗をかきますが、この時期は湿度が高いので、べたべたとして汗が出にくいのです。
気温が高くなるのでシャワーで済ませる方が多いと思いますが、お風呂に入って、汗をくことをお勧めします。
入浴の仕方も最初はいつもの温度で入り、差し湯をして段々温めてゆくのが良いです。最近は追い炊き機能がガス風呂にはついているので、それでも良いです。
そうするとサラサラした汗が出るようになります。
そういう汗をかけるようになると、夏場の猛暑時でも熱中症にかかりにくくなります。
やはり入浴が大事ですね。